いよいよSysTune Proの測定画面例を見てみましょう。
これは、IR(インパルス応答)と伝達関数のMag.(振幅周波数特性)の測定結果のグラフ表示例です。
リアルタイムでIRを測定し、それを時間窓で切り出し、残響や反射の影響を除去してMag.を確認しています。
時間窓での切り出しは、ETC(Energy Time Curve)でも可能です。
また、その結果はMag.だけではなく、Phaseでも確認することができます。
この機能はAFMG社の特許技術になっており、リアルタイム音響ソフトでは同社のSysTuneおよびEASERAでのみ可能な機能です。
次の例を見てみましょう。
これは、設備音響で測定すべき代表的な音響パラメーターであるRT(残響時間)とSTI(音声明瞭度)の表示グラフです。両項目ともオクターブバンドの周波数帯域ごとに測定結果を表示します。
RTとSTI(およびMTI)は、前述のIRから算出します。
数回にわたって、SysTune の基本画面と測定結果画面の例をいくつかご覧いただきました。見るだけではあきたらず、実際にSysTune Proを使ってみたくなった方もいらっしゃるかもしれません。
SysTune Proは、30日間の無料トライアルライセンスが用意されています。
ダウンロード等の詳細は、サイトのSysTune Pro インストール / ライセンシングページの、 トライアルライセンスのお申込み方法をご覧ください。