※終了いたしました。次回のご参加をお待ちしております。
この対面セミナーは、音響シミュレーションソフトであるEASE Evacの基本機能と基本操作を解説します。EASE Evacが初めての方は、機能と基本的な使い方を習得し、すでにお使いの方は、不明点を解決するまたとない機会です。
4時間と短いコースですが、EASE Evacを初めて体験される方も、受講後は、EASE Evacによる部屋の作図やスピーカー配置、そして音圧レベルや音声明瞭度のマッピングをすぐに開始することができます。
対象は、非常用放送設備や一般放送などの、設備音響の設計や施工に従事されている方々です。日ごろ採用しているスピーカーが、EASE Evacに対応したデータ(GLLフォーマット)を持っている場合は特にお勧めです。
また、それらスピーカー製品を取扱われている販売やマーケティングの方にとっても、製品の価値を再確認し、正しくお客様にお伝えできるようになる良い機会となるでしょう。
AFMG社は、EASEシリーズとしていくつかの音響シミュレーションソフトをリリースしています。
EASE Evacは、天井埋め込みスピーカーと壁付けスピーカーなどのポイントソーススピーカーの再生音に特化しており、加えて、残響時間を基にした室内音響の影響を考慮した音響シミュレーションを行います。
その機能や精度は、シリーズトップのEASE 5-FE のJRバージョンと同等の性能を誇ります。
もちろん、EASE同様、複数のメーカーのスピーカーを扱えることも特長の一つです。
なお、同様に天井埋め込みスピーカーの自動配置機能を持ったEASE Address(フリーソフト)は、直接音のみを扱い、室内音響の影響は考慮していません。本コースは、EASE Addressの使い方にはふれませんが、操作の基本は同じですので、EASE Addressユーザーにもおすすめのコースです。
EASE Evacを使う最大のメリットは、天井埋め込みスピーカーの自動配置をしてくれることです。
配置後の修正なども簡単ですので、スピーカー配置設計の作業時間を大幅に短縮できます。
さらに、部屋の作図が極めて簡単ですので、EASE 5-FEと比較しても作業時間は極めて短くなります。
もちろん、直接音に加えて残響音も含めた総合音圧レベル(Total SPL)、最新の各種音声明瞭度基準による、STI、ALCons、CISのシミュレーションができますので、非常放送や一般放送の電気音響設備設計においでは、AFMG製品の中で一番適しているソフトと言えるでしょう。
EASE Evacは、他のAFMG製品と比較すると操作は簡単な部類に入ります。とは言え、最低限の室内音響理論を知ることは重要ですので、講師が冒頭でEASE Evacのシミュレーションのベースである統計音響学について解説します。その後は、EASE Evacを使いながらの解説が続きます。
受講者の方には、EASE EvacをインストールしたPCを持参いただきます。
講師の説明に沿ってEASE Evacを操作することで理解が深まり、製品導入の検討を正しく行えると共に、導入時にはストレスなく使用開始できます。
本セミナーの講師は、音響技術教育の第一人者である株式会社J.TESORI代表の栗山譲二が務めます。豊富な音響知識と研究開発経験を元に、分かりやすい説明に努めます。
日 時 | |
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会 場 | 万国橋会議センター 地図 |
講 師 | 栗山 譲二(株式会社J.TESORI代表) |
受講 対象 | ・ 天井埋め込みスピーカーを主とした電気音響設備設計に従事されている方 ・ EASE Evac対応のスピーカー製品の販売とマーケティングに従事されている方 |
定 員 | 20名 ※定員になり次第締め切りさせていただきます |
受講料 | 11,000円(税込み) |
教 材 | ・オリジナルテキスト ・EASE Evac 30日間試用版(セミナー開催数日前に、講師より試用版ダウンロード情報を参加者にご連絡いたします) |
※カリキュラムは予告なく変更になる場合がございます