※終了いたしました。次回のご参加をお待ちしております。
この対面セミナーは、直接音音響シミュレーションソフトであるEASE Focusの、基本機能と基本操作を解説します。加えて、EASE Focusに組み込まれている高度な指向制御機能であるFIRmakerについて、操作説明と搭載製品を用いた音出しデモ※を行います。
※協力 ソニー株式会社様
EASE Focusが初めての方はEASE Focusの機能と基本的な使い方を習得する、すでにお使いの方は不明点を解決する、加えてFIRmakerで何ができるのかを知る、ことができます。
5時間と短いコースですが、入念に構成された講義内容により、EASE Focusを初めて体験される方も、受講後は、EASE Focusによる音響シミュレーションをすぐに開始することができます。
対象は、シミュレーションツールとしてEASE Focusが指定されているスピーカー製品を扱われている方です。例えば、サウンドエンジニア、設備音響設計者、スピーカー販売やマーケティングの方々です。また、FIRフィルターを用いたスピーカーの指向性制御に興味をお持ちの方には、理論と実際を体験できる貴重な機会となるでしょう。
AFMG社は、EASEシリーズとしていくつかの音響シミュレーションソフトをリリースしています。
EASE Focusは、スピーカー再生音に着目したサウンドシステム設計ツールです。音圧レベルの分布予測が主な機能ですが、加えて、任意の場所の各スピーカーからの到達時間や周波数応答の計算も行えます。
EASEと同様に、複数のメーカー製品を扱えることも特長の一つです。
※EASE Focusはフリーソフトです
EASE Focus上にFIRmaker対応のスピーカー※を配置すると、オーディエンスエリアごとに、「音を届けたい」「音を届けたくない」「どちらでも良い」という三つのパターンをユーザーが設定できるようになります。
FIRmakerは、その設定に従ってFIRフィルターの特性を計算して、どのような音圧レベル分布になるかを表示します。同時に、スピーカー内あるいは外部プロセッサーのFIRフィルターに対して、その音圧レベル分布を実現するためのフィルター係数ファイルをタップ数分生成します。
※FIRmaker対応製品については、各スピーカーメーカーにお問合せください
EASE FocusとFIRmakerの機能と操作方法を全て解説するフルセミナーは、二日間を要します。本セミナーでは、シミュレーションの条件設定と結果の見方に重きを置き、会場の作図方法については基本の説明にとどめることで、短時間で、EASE Focus使用に最も必要な情報を皆さんにお伝えします。
また、FIRmakerについては、水平方向の指向制御も可能とした最新バージョンFIRmaker 3Dを使い、最新のビーミングコラムスピーカー(Sony SLS-1A)を複数連結した際のシミュレーションと、FIRフィルター処理後の実際の音を実機を使って比較試聴するコーナーを用意しています。
受講者の方は、EASE FocusをインストールしたPCをご持参いただくことをお勧めします。実習形式は取りませんが、講師の説明に沿ってEASE Focusを操作することで、理解が深まります。
本セミナーの講師は、音響技術教育の第一人者である株式会社J.TESORI代表の栗山譲二が務めます。豊富な音響知識と研究開発経験を元に、分かりやすい説明に努めます。
日 時 | |
---|---|
会 場 | 万国橋会議センター 地図 |
講 師 | 栗山 譲二(株式会社J.TESORI代表) |
受講 対象 | ・ EASE Focusが指定シミュレーションツールのスピーカー製品をお使いの方々 ・ ライブ音響チューニングに関わる方 ・ ライブエンジニア、設備設計者、製品販売関係者 ・ FIRフィルターを用いたスピーカー制御に興味をお持ちの方 |
定 員 | 20名 ※定員になり次第締め切りさせていただきます |
受講料 | 16,500円(税込み) |
教 材 | ・オリジナルテキスト ・EASE Focusおよび所望のスピーカーデータ(GLLフォーマット)をインストールしたPCを持参ください。 EASE Focus やスピーカーデータの入手方法は、本サイトのEASE Focus 使用方法ページをご覧ください。 |
※カリキュラムは予告なく変更になる場合がございます