※終了いたしました。次回のご参加をお待ちしております。
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音響シミュレーションソフトウェアとして世界のエンジニアに愛されているEASE 5 について、建築音響設計における活用方法をオンラインライブ形式でご紹介します。建築音響設計従事者はもちろん、大学等で室内音響を勉強されている方にも、EASE 5で何ができるかを知る大変貴重な機会です
本紹介会では、EASE 5の詳細な操作方法にはあえて触れませんが、建築音響設計に役立つ各種機能を総括します。例えば、マテリアル変更による残響時間の調整、生楽器を建築モデルに音源としてどう取り込むのか、統計音響理論(残響時間法)と幾何音響理論(音線法)に基づく各種音響指標の計算、可聴化の仕組みと実際、などについて解説します。
もちろん、オンラインライブということで、参加者様からのご質問に講師が回答する時間も設けています。こんなことはできる?こんな時はどうやって使うの?など、上記内容以外のEASE 5についてのご質問にも回答いたします。
本紹介会は、事前登録制で、ご参加は無料ですが、後日のオンデマンド視聴はありません。
EASE 5の最大の特徴は、面倒な建築モデリング(作図)と極めて高度な音響シミュレーションを、建築音響の専門家や研究者だけではなく、一般音響実務者も使えるようにシンプルで分かりやすい形でソフトウェア化していることです。
例えば、建築モデリングにおいては、使いやすい3D作図機能とマテリアルの編集ツールによって、作図のストレスを大幅に軽減しています。さらに、別のEASE 5プロジェクトやDWGフォーマットの3D CADファイルをインポートすることで、既存の複数のモデリングデータをEASE 5上で統合することができます。
また、音響シミュレーションにおいては、使いやすさに加え、音響研究で著名なアーヘン工科大学で開発された高速音線法技術(AURA)を搭載※することで、予測精度と計算時間において他社ソフトウェアの追従を許さない性能を誇っています。
※EASE 5 Pro
通常の建築音響シミュレーションソフトウェアでは、無指向性スピーカーを生の音源に見立てて建築モデル内に配置し、音圧レベル等をマッピングします。しかし、EASE 5では無指向性スピーカーに加えて様々な楽器の指向特性をモデル化した音源データベース※を使うことができます。
その結果、各楽器のカバレッジ予測、音の補強の方針検討、室内音響と楽器の相互作用の評価などを実施できます。また、録音やPAの際、各楽器のマイクロフォン位置の妥当性を検証することもできます。
※ベルリン工科大学、アーヘン工科大学、AFMG社により、22種類の生楽器の指向性データをGLLデータ化しています
EASE 5では、建築モデルを作図しながらリアルタイムで直接音の音圧レベルマッピング(20Hz~20kHz)が可能です。空気吸収や距離減衰などによる生楽器の音圧レベルや周波数特性の変化を、即座に評価できます。
また、建築モデリング時に各面に吸音特性を持った各種マテリアルをデータベースから貼ることで、リアルタイムにEyringの残響時間周波数特性を計算します。
建築モデルが完成すれば、EASE 5が誇る各種計算モジュールで詳細なシミュレーションが可能です。本セミナーでは、残響時間ベース、音線ベース、フルレングスの反射音分析、可聴化をご紹介します。
EASE 5は以下の3つの製品があり、それぞれ1年あるいは2年のサブスクリプション型の契約となります。
複雑な室内構造の場合は、全シミュレーション機能と可聴化機能を搭載しているEASE 5 Proがお勧めです。一方、単純な室内構造の場合は、残響時間ベースのEASE 5 Juniorで充分な場合が多いです。
詳細は、EASE 5製品ページをご覧ください。
EASE 5 Junior
EASE 5 Standard
EASE 5 Pro
※内容は予告なく変更になる場合がございます
日 時 | : | 2025年5月14日(水)13時 ~ 15時 ※後日のアーカイブビデオのご視聴はありません |
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講 師 | : | 栗山 譲二(株式会社J.TESORI代表) |
テキスト | : | テキスト:紹介会後参加者にPDF配布 なお、本紹介会で参加者様に使っていただくことはありませんが、EASE 5 Pro試用版は、AFMG本国サイトでダウンロードできます。 |
参加費 | : | 無料(事前登録制) |
受講要領 | : | Zoomを利用します。登録メールをお送りしますので、登録後、当日ご参加ください。 |