音響シミュレーションソフトの業界標準である EASEは、1990年のリリース以来、30年以上に渡り継続的に開発されてきました。すでに、世界中の何千人もの設備設計エンジニア、音響コンサルタント、ライブPAエンジニア、および室内音響研究者などの専門家達が、毎日の仕事にEASEを使っています。
現在、EASEは2つのバージョンが提供されています
今までのバージョンは、バージョン4にあたるEASE 4でした。EASE 4は長年にわたりアップデートを繰り返し、音響設計者にとって無くてはならないシミュレーションツールのデファクトスタンダードとなりました。
そして、2022年10月、全く新しいGUIと機能を持った次世代バージョンのEASE 5がリリースされました。EASE 5では、EASE 4の操作の中で、最も難易度が高かった部屋の作図方法を完全に新しいものにし、モデリングが簡単に素早くできるようなりました。
また、EASE 4のWindowsプラットフォームは32bitですが、EASE 5は64bitプラットフォームをベースに開発されており、今後の機能向上に対しても万全となっています。
※EASE 5は、サブスクリプションタイプの製品に変更になりました
なお、EASE 5がリリースされましたが、EASE 4は引き続き販売します。
EASE 4を継続して提供する理由は、EASE4を知り尽くし、日常的にEASE 4を使っている上級ユーザーにとっては、EASE4は未だ無くてはならないツールだからです。
EASE 5 の製品構成は、JR、Standard、Proの3種類、それぞれ1年間あるいは2年間のサブスクリプションとなっています。
元になるCADデータが存在する場合、また部屋のモデリングに費やす時間を節約したい場合、新しい作図機能が豊富に盛り込まれたEASE 5 をお勧めします。
EASE 5-FE 関連リンク(本国サイト 英語)
よくあるご質問
アップグレードはできません。その代わり、EASE 4 のライセンスを既に所有されているお客様は、EASE 5 の更新料金※でサブスクリプションを購入できます。
アップグレードとは違いますので、EASE 5 を購入後も、EASE 4 は引き続き使用できます。
※EASE 5 のサブスクリプションは、新規と更新の2種類、期間は1年間と2年間が用意されています。
EASE 5 を使用開始したいと思われたタイミングで、その旨弊社にメールでご連絡ください(support@jtesori.com)。およそ一週間で、今お持ちのEASE4のレベルと同等レベル※のEASE 5 (新規2年間サブスクリプション)をお届けします。
EASE 5 ライセンスを取得後も、EASE4は引き続き使用できます。
※同等レベルとは
EASE 4 JR ⇒ EASE 5 JR
EASE 4 Standard ⇒ EASE 5 Standard
EASE 4 Standard + AURAおよびEARSのどちらかあるいは両方保有 ⇒ EASE 5 Pro
以下AFMG社の説明です。
電気音響設計の世界は、革新的な技術や手法の導入、設計コンセプトの変化など、常に進化しています。EASEは、それらに追随する必要があります。これは、これまでEASEユーザーから寄せられてきた期待であり、わたしたちはそれに応えたいと考えました。サブスクリプション形式にすることで、新しい機能を継続的かつ適切な頻度で提供することができます。
もう一つの理由は、期間限定ライセンスによって、EASEの導入コストを大幅に削減することができ、音響シミュレーションを必要としている潜在ユーザーにとって、初期導入しやすいソフトウェアとなります。
さらに、各ライセンスの更新時には、異なるレベル(JR、Standard、Pro)に切り替えることができるため、レベルのアップグレードやダウングレードが容易です※。 結果として、ソフトウェアへの投資計画を、年度ごとに明確化できるようになります。
※更新費用は、初期導入時のレベルとは関係なく、変更したいレベルに基づきます。
その他ご不明な点がございましたら、お気軽に 、本サイトのお問合せフォームか、support@jtesori.comまでメールでお問合せ下さい。